最近よく思うんです。
「人がいるってすげぇな」と。
今年に入り、産休育休を終え戻ってきたスタッフが2人。
全員出勤のフルメンバーの際はスタッフ総勢9人となるサロン内。
これが面白いようにお店が回るんですね。
もう無敵です。
改めて【人】の大切さに気づかされた瞬間でした。
【人】を残す
残すべきものは【金】より【人】
これは前に社長が僕にいった言葉でした。
その時は「いや、お金では・・・?」とも思ったのですが、ようやくその真意がわかった気がします。
社長のやる事の根底には常に【人】があった。
2013年。お店が【フルリニューアル】した。
お客様からは「えっ?まだきれいなのに?」なんてお言葉をたくさん頂いた。
確かにお店はまだまだキレイ。使い勝手も悪くない。別に暇なわけでもない。
リニューアルには相当な資金も必要となる。
この時はフルリニューアルだったので、1度まっさらにしてからの改装。
期間も約1カ月かかる。
1ヶ月分の売り上げがごっそりなくなるのと、借り入れも合わせるととてつもない額となる。
しかし、改装を遂行した。それも創立して10年でだ。
社長は言った「10年からがスタート」
。
10年続く美容室というのは実はほんの一握り。
そんな中、莫大なお金をかけてのフルリニューアルには周りも目を疑ったかと思う。
しかし、そこにも根底には【人】があった。
実際改装後は売り上げも確かに上がったが、何より働くスタッフのテンションが上がった。
僕もそんな環境で働ける事への優越感を覚えた。
正直会社からすれば【しなくてもいい投資】かもしれない。
その改装費あれば、余裕で高級車も買えただろう。
しかしあえて【金】ではなく【人】を残した。
そして昨年は姉妹店marksも同じくフルリニューアル。
最近では休みも増え、賃金のベースアップ、時短営業と、新しい取り組みを次々と打ち出す社長。
そう。とにかく【人】なのだと思う。
僕も立場上もうそういった【経営者脳】を磨く段階に突入しており、後輩達の未来、そして会社の未来、まだ見ぬ仲間達の未来を担う責任を感じています。
目先の私利私欲に惑わされずに本当に大切なものを精査しながら生きてるお金と時間を使っていこうと思います。