年末のDMを印刷すべく、お店に来た訳なのですが。
お勉強をする女子達。
ぎゃー!
なんという意識の高さ。
休日返上でカットの練習とは・・・
講師は瀬戸さん。
妖精と中島が生徒のようです。
なんかみてて思ったのですが。
頭でっかちだったかつての自分。
実は瀬戸さんと水の妖精は他店から入社した中途のスタイリスト。
今だから言えるけど、正直最初“戸惑った“のを覚えています。
輸入技術は悪⁉︎
と、いうのも僕はずっと同じ店で、伝統とも言える技術を学び、それが正義。
自分が見習いより学んできた技術こそが正義と疑わなかった。
そして、瀬戸さん、水の妖精より持ち込まれた新しい技術を目の当たりにする。
いわば外からやってきた【輸入技術】とでもいいましょうか。
カットをみれば「いやいやその引き出し方は違うでしょ」
カラーをみれば「その配合やばくね?」
と、もうね。ひねくれじじいですよ。
やることなすこと全否定(あ、言わなかったですけどね)
自分こそが正義。伝統こそ正義。
完全な頭でっかちの堅物でした。
井の中の蛙。
と、ちょうどその頃だったか。
社長に連れられ、とにかく外の世界をみせてもらった。
狭い世界でいきがっていた僕の伸びた鼻を見事にへし折られる。
その後、沢山の売れてる美容師さんと出会い、自分のやってきたことの引き出しの狭さに驚愕した。
「ダサい。ダサすぎるよ自分。」
スポンジと化した自分。
それからというもの。
かつて毛嫌いしていた【輸入技術】はむしろ大好物となり、
「なんすかそれ⁉︎教えてください!」
「へっ⁉︎なんでそれ混ぜんすか?」
「ちょwうますぎマジリスペクト!」
と、もう完全にスポンジのごとく輸入技術を吸い込みまくった。
とにかく【聞く姿勢】で【謙虚に学ぶ】。
そして噛み砕いて自分に取り入れる。
中途のお二人の技術もとても新鮮で目新しく見える。
バリヤーを外すとこんなにも心が楽なのかと心底思った。
そんな事を思い出させてくれた今朝の出来事。
とにかく美容師は狭い世界で生きていて【技術があるからこその技術貧乏】に陥りがちだとうちの社長には何度も教えられた。
成長の鍵は【外の世界】に落ちているのかもしれない。
僕は今後もこの【輸入技術】をたくさん取り入れ、圧倒的成長に繋げていこうかと策略しております。
そんな事に気付かされたお二人にはとても感謝している。
ビバホリデー。満喫したいと思います。