さて、3月がスタートしましたね。
実は我が社、2月が決算月でして。
先日1年間の最終日を迎えた訳なのですが。
いや〜、実に濃い1年でしたね。
去年の3月といったら、ちょうどコロナが流行りだして一番混乱していた時期ですよね。
もうね、頭真っ白でした。
様々な分野の企業が、「どうするか?」の選択に迫られましたね。
もちろんうちも毎日のように社長と今後の対策、方針について話し合いました。
ただ、結果的に思うのは結局「正解」というのは存在しないということです。
当時、美容室は「休業か営業か」の2択を迫られました。
今だから言えることですが、僕たちは営業をする事を選択しました。
もちろん正解かどうかはわかりません。
ただ、社長の考えはブレずにこの一心でした。
「お客様に喜んで頂く。そしてスタッフは守る」
できる限りの対策の元でしたので、もちろん売上はかなり落ち込みました。
その時は100%給与補償をして頂き、会社の強みを心から感じました。
不安の中、僕たちの支えになったのはお客様からの「ありがとう」でした。
3・11の時もそうでしたが、こういった状況になると改めて「美容師の存在意義」について再確認できるような気がします。
そんなスタートから一年。
蓋を開けてみれば、我が社ではその後、新店舗出店、そしてスタッフの雇用とありがたい出来事が起こりました。
今改めてこう思います。
「美容業界はまだまだ明るい」
このような状況下でも、少しずつですが前進できた訳です。
特に変わったことはしていません。
そう、社長が言うように「お客様に喜んで頂く」この一心があっただけの話です。
美容師って本当にいい仕事だと思いますね。
4月にはまた新たに新卒スタッフが入社します。
これって地方美容室では奇跡に近いことです。
もう技術を教えることは僕はないかと思いますが、こういった経験、イズムを伝えていけたらと思います。
そして僕がそうであるように「美容師になってよかった」と思えるスタッフで溢れる組織に・・・。
まだまだ人間としては未熟な僕ですが、日々精進していきたいと思います。
今期も有限会社ジールサロンをどうぞよろしくお願い致します。