うおー!
遼くん優勝おめでとう!
実に昨年の12月以来だそう。
確かあの時も久々のツアー勝利だったような。
怪我からの復帰での完全V。
ここで思う。
辛かったろうな。
彗星の如く現れた石川遼。
アマ時代からその才能を遺憾なく発揮し、プロ転向後も次々にツアーを制覇。
一躍人気者となり、史上最年少で賞金王にも輝く。
突如現れたハニカミ王子に僕も興奮したものです。
しかし、米ツアー参戦後は勝利からは遠ざかり、不振の時間が続く。
その裏では、同い年のライバル松山は着々と勝利を重ね、知名度が一気に高まる。
常々比較されてきた2人であるが故、さぞ複雑な想いだったと思う。
そして今回の勝利。
僕もファンとして嬉しかったですね。
抜けないトンネルはない。
ずっと悪い状態なんてきっと続かないんですよね。
遼くんも相当悩んでだと思う。でも腐らずに続けてたからこういった結果に結びついたのだと思う。
僕は以前、何かと手を出して色んな事をしてたけど、結果がでないと 「や〜めた」 とすぐ諦める。
典型的な熱しやすく冷めやすい性格なので。
でもよく考えれば、結果なんてすぐ出る訳ないんですよ。
例えばオリンピック。4年ですよ。4年間毎日練習して臨む訳ですよ。それでもメダルに手が届かない。
銀メダルでも「申し訳ない」と泣いて謝る選手がいる世界です。
結果なんてすぐ出ませんよ。
それでも細かな変化をしつつやっと少しの結果が出る。
ラッキーはあるかもしれないけど、偶然はそう続きませんからね。
とにかく泥臭く、素直に。
まずはできる人のアドバイスは聞く。そして真似る。できるようなったら個性をだす。少しづつ。
この単純そうにみえるルーティンこそが、実は意外に難しい事で。
プライドやポリシーというものは年々凝り固まってきますからね。
僕はそういった意味でのプライドはなく、「あれいいな」と思えばすぐ取り入れるし、後輩に「どうやったの?」と教えを請う事も別に恥ずかしいとも思わないので。
いい事は真似する。とりあえずやってみる。
そんなスタンスで。
以前社長から「固定概念が強い」と指摘された事があり、正直僕は「いや、強くないけどな」と思っていたのですが、そもそもそこで「いや、」と思うことこそが、そもそも固定概念だったりして。
【第三者から言われる事】というのは【大抵的を得ている】ものです。
伸び悩んでいるのであれば一度聞いてみる勇気も必要かも。
「俺の何がだめなんですかね?」
大抵当たってるかと思います。
そこそこ心にグサっときますが(笑)
僕の場合、そういった指摘をしてくださる人達が周りに沢山いた。
ほんとに【運がよかった】なと。
素直に受け入れる気持ち。
忘れずにいたいものですね。