本日5月3日。
な、なんと。
ジールサロン20周年。
堂々の20年。
いやぁ〜、あっぱれですね。
2月決算月だったのですが、先日正式な決算書も出来上がったようでして。
20年を迎えた今、過去最高の年商と利益を出す事ができました。
これ、中小の美容室ではあまりない事みたいで、銀行の方もびっくりしていたそうな。
もちろん、働いているスタッフと、お客様のおかげです。心から感謝申し上げます。
そして、20年もの間、僕らの先頭に立ち信念を貫きまくってきた宮本社長、20周年本当におめでとうございます。
ここからがスタート
社長がよく言う言葉です。
おそらく20年もここからがスタート。
あのこれ、僕10年目も、15年目も聞いた言葉なんですよ(笑)
(え、またスタート・・・)
と、思ったりもしたんですが、最近わかった気がするんです。
この言葉の真意は【経営にゴールなどない】という事なのではないかと。
家業でやっていれば老後暮らせる貯金でもできればゴールなのかもしれません。
ただ、うちの組織は【美容を通じてお客様、スタッフを幸せにする】という理念に基づいた経営をしている訳で。
人を雇用した時点で、その人の人生を背負ったも同然。
であれば、確かにゴールなんて到底見えてこないですよね。
まだまだうちも発展途上。
20年かけてもまだやるべき事が山積みで、業界的に“遅れている“その差を必死に縮めようとしている最中です。
ただ我が社、ここ数年でそのスピードが一気に加速した手応えは感じていて、特に若手の活躍には、目を見張るものがあります。
年輪
社長の言う通り、やっぱりまだスタート。
ただ、最初のスタート時小さかった船は、今では大きな船となり、頼もしい船員がわんさかいます(あ、僕はウソップポジション)
僕らの代でゴールには辿り着けないかもしれませんが、このバトンは必ず受け継がれることかと。
現在僕は、身内以外で初めて役員として迎えて頂けた事に感謝しており、この身を会社に捧げる所存です。
なぜなら僕も経営側の人間であり、スタッフの人生を背負っているので。
こちら側にきて、何より感じたのは【経営者は孤独】だと言う事。
え、だって言えませんよ中々経営の事って。
「今月売上きついから頑張ってよ〜」とか言えませんからね。
売上ならまだしも、朝出勤してスタッフから「話あるんですけど、今日時間ありますか?」とか辞めるフラグビンビンの言葉かけられたら精神おかしくなりますよ。
「お金がないより人がうまくいってない方がきつい」と言っていた社長の気持ちが、今とてもよくわかります。
そういった部分でもこれから少しでも力になれたら僕は本望であり、自分の存在意義があるのかと。
深く刻まれた20本の年輪だけは、どんなに勢いのある会社でも “ここ“ まで来ないとわかり得ない深みがあるかと思います。
改めまして、宮本社長、そして陰ながら支えて下さっている社長夫人、20周年おめでとうございます。
これからも組織の一員として精進して参りますので、どうぞよろしくお願い致します。
有限会社ジールサロン 取締役 藤田和彦