2016年 11月 18日

美容師デビュー前シンドローム。

ビバ美容師。藤田です。


うちの中島が【セット】のテストを合格し、残りカリキュラム1つのところまできました。


美容師の話を少しだけさせて頂くと、大体のお店にはカリキュラムというものが存在し、それを全て合格する事で晴れて【デビュー】となり、すなわちお客様に入客できるといった流れになる訳ですね。


しかしながら、【もうすぐデビュー】を控えたアシスタントの皆さんに聞きたいのですが。

ビビってませんか?



そう、美容師に憧れ入社し、来る日も来る日もデビューを目指し練習に明け暮れる毎日。


時には深夜まで練習して、ヘルプしながら眠りそうになる日もありました。時には先輩に怒られて辞めたいと思う時もありました。


しかし、全てはデビューの為。


デビューの先にはそれはそれは明るい未来が待っているのだ。


そんな夢と希望に満ち溢れたスタイリストになるまでの試練なんだ。


・・・そう思っていたのですが。


デビューを目前にビビってしまうという。

重くのしかかるプレッシャー



実は僕もこの【デビュー前シンドローム】に陥りまして。


僕の話をちょっとさせていただくと。


もうね、怖いんですよ。


あれだけ夢見たスタイリストデビューだったはずなのに、お客様に入るのが怖くて怖くて仕方がないんですよ。


理由は1つ。


自信がない。これだけです。


練習はした。けどやはり実践の経験値が低く、応用がきかないというか引き出しの少なさに自信が持てない。


周りにはベテランの先輩方もいらっしゃいますし。


友達や家族はそうはいっても心のどこかに【保険】があり、逃げ道があった。


けど初めて会う人の髪の毛を切るという、普通に考えたら美容師として1番当たり前の事が急に怖くなってしまう。


「失敗したらどうしよう」頭の中ではこの言葉がエンドレスリピートだ。


しかし逆に聞こうじゃありませんか。

初めから自信ある人なんているのだろうか?


誰しも最初は怖いよ。

有名なあの美容師さん達も必ず【デビュー】という登竜門をくぐってきた。


なんとなくうまくいってもいつかどこかで壁にぶち当たり、そこで初めて先輩の凄さに気付かされたり。


でもそこでその“自信“ってやつをつけるのにはやっぱり【練習】しかないってことに改めて気付かされる。


僕の場合はとにかく数をこなす事で自分を安心させてたな〜と。


かつての「失敗したらどうしよう」の思考から「これだけ練習したから大丈夫」というネガティヴからポジティブへの思考転換。

とにかくやったらやっただけ自信はつく。間違いなく。


もう不安を取り除くにはこれしかない。


「やった。俺はやったんだ」そう自分に言い聞かせ、デビューしたあの時。


初めて入客したお客様を今でも覚えています。


高校二年生のオシャレな女の子でした。


「3センチくらい切ってボブっぽく」って言われて。


まあ〜時間かかりしたよね(笑)


無言でしたし。


でも、何ヶ月かしてまたご来店されて。


なんかその時はすごいほっとしたのと同時に、とにかく【感謝】しかなかった。


「またきてくださってありがとうございます」


心から思いましたね。


これは現在も変わらない想いではありますが。

時代は変わる。


ただひとつ言っておきたい。今の子達はかつて自分が同じくらいの歳の時より格段にレベルが高いですよ。


僕がデビューする時なんて、コテなんて使った事なかったし、ましてや撮影なんぞは周りにやってる人なんていなかったですから。


地方は特にですね。


アシスタントのうちから撮影したりSNSしたりしてる人は本当にデビュー後の強みになると思う。


インスタとか拝見してると「えっ⁉︎アシスタント⁉︎うますぎだろ・・・」と悔しさしえ覚えますからね。

プレッシャーに押し潰されそうな時は・・・


あのですね。


先輩に【失敗談】を聞いてみてください(笑)


多分すっっごいやつでてきますから(笑)


おそらく多少の不安ならスッキリ解消されるでしょう。


誰しもあるんですよ。失敗ね。


当然僕もありますし。ここでは言わないけど(笑)


そうやって成長していくものです。

デビューがスタート。


僕もデビューして早10年。


山あり谷ありでしたが、やっぱり美容師は楽しいです。


そして本当の醍醐味は【デビュー後】にあるという事。


売り上げに悩み、技術に悩み、未来に悩む事でしょう。でも美容師はやっぱり楽しい。


「そういやそんな時もあったな〜」って後輩に話せるその時が必ずやってきます。


【デビュー前シンドローム】は先輩、そしてなによりお客様の有り難みをより感じられる特別な期間だったと今は思う。


「デビューしたらお願いね」と言ってくれたお客様の言葉は10年経っても僕の心に強く刻み込まれています。

技術じゃなかったのかも。

最後に。
これを言ったら元も子もないですが。


お客様は【技術】で来てくださっているわけではないのかも。


では何で?


僕は【信用】ではないかと。


「あなたに任せるわ」
「あなたがいうならそうするわ」


といった形なき信用。


これって【カットが上手】って必要なのかな?


【お客様に信頼される美容師】というのが僕の今のモットー。


ここに【アシスタント】とか【スタイリスト】とかって垣根は存在せず、ましてや【上手い】とか【下手】とかそういう次元ではないのだ。


ただただ「絶対キレイにする」これ以外の事ってない訳で。


ミリ単位のグラデーションが入ってようが、正確にウィービングを入れようが、そこに少しでも傲慢や怠慢が見え隠れした時点で信頼など得られる訳がありません。


お客様はすぐ気づきます。

もうすぐデビュー、楽しみですね。


経験は必要だけど、本当に大事なのは気持ちです。


最後にうちの理念より。

気持ちは必ず伝わります。熱い気持ちを忘れずに頑張りましょう。


熱い気持ちというのはデビューした時のあの時の気持ちなのかも。


頑張っていきたいと思います。

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