2016年 3月 10日

【3.11】“あれから“ と “これから“

震災から丸5年。


2011年3月11日。あの日僕らはいつも通りに営業をしていた。


たしか天気は曇り空で、今にも雨が降りそうだった。


今でも思い出そうとすれば鮮明に覚えてる。


僕はストパーのお客様のお薬を塗布している最中でした。


「あ、地震ですね〜」


最初はそんな感じだった。


地震なんてよくあるので、そこまで珍しいものでもなかったので。


でもあの日は違った。


急にガツンときた凄まじい縦揺れ。

地面が1メートルくらい沈んだかと思うような衝撃だった。


とっさに思った
「これはやばい」


僕は鏡が倒れないように抑えた。


一向におさまらない激しい揺れ。
陳列された商品などが次々に棚から落ちる。


何かが割れる音が恐怖心を一層引き立てた。


建物が崩れるんじゃないかと思うような激しい揺れ。


次の瞬間には無意識にお客様の手を取り外に避難していた。


他のスタッフ達もお客様を誘導して外へ。

あんなに長い揺れを体験したのは初めてだった。


激しい揺れは2回にわたり僕達を襲った。

翌日、休業を余儀なくされる


ライフラインが全滅だったので、美容室を営業できる状態ではなかった。

皆連絡を取り合った訳ではないが出勤していた。


街は静まり返っていたけど、いつもの仲間に会えた事でなんだかほっとしたのを覚えている。


水が使えなかったので、営業はできない状態。


そんな日々が何日か続いて、改めて感じた【普通】の幸せ。


“普通に暮らせる“ “普通に働ける“ 事が何よりもの幸せだと感じた。

そんな中、僕達が下した決断は【美容師を全うする事】だった。


僕達は美容師。


会社の理念にもある“髪の毛を通じてお客様を幸せにする“


これしかなかった。


社長が皆を集めて話したのを覚えている。


電気もつけず、BGMも無い中、営業を再開。


シャンプーもできない状態だったけどお客様はいらしてくれた。


本当に感謝しかしなかった。

あれから5年。

僕達は普通に生活を送っています。


毎年この3.11が訪れるたびにあの日の事を思い出します。


“働ける喜び“を再確認する日。


僕は美容師という職を選んだので、美容師にしかできない事を全うしたい。


あれからもこれからも。


そして、1日も早く、被災地の復興をお祈りしています。

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