こんにちは。アラフォー美容師です。
さて、突然ですが今の仕事に【やりがい】って感じてますか?
あ、なんだか自己啓発みたいですね。
全くそんな気はありません(笑)
僕自身はというと。
感じてますね〜、やりがい。
主に次の2点に大きなやりがいを感じています。
・お店を任せて頂いている事
・お客様に必要とされている事
しかしここで一つ。
やりがいを感じる為に必要なものがあると思うんですよね。
それは【対価】です。
牛丼に紅しょうが。必要ですよね?
同じです、やりがいにも対価が必要だと思う訳です。
変わりゆく対価
対価とは。
辞書ではこう綴られています。
対価・・・財産・労力などを人に与えまたは利用させる報酬として、受け取るもの。
なるほど〜、受け取るものですか。
突然ですが我が社では今月【ボーナス】が出ます。
8月が半期決算でして、ありがたい事に利益が出ていましたので。
利益が出たのでボーナスがでた。これも【対価】ですね。
美容室において利益がでているということは、個々が頑張ったからであり、その対価としてボーナスが支払われるという、まあシンプルな話ですね。
頑張る→ボーナスがでる→モチベーション上がる→また頑張る
この構図がシンプルかつ一番合理的かと思います。
話を僕自身に戻しましょう。
僕は今お店を任されていて、そしてありがたい事に僕を指名してくれるお客様もいらっしゃいます。
お店には売上という形で会社に利益をもたらし、僕はその【対価】としてお給料(正確には今は役員報酬)を頂いています。
この労働に対する対価に、雇う側と雇われる側の間でズレがあると不満が生まれてしまうのかと。
正直僕は、会社に対してなんの不満もありませんね。
僕が自分なりに「頑張った」と感じている事に対しての会社の評価に不満がないのです。
スタッフのみんなも日々頑張っています。
そして今回もボーナスとして還元されました。
お金が全てではありませんが、でもやっぱり頑張ったご褒美にお金貰えたら嬉しいと思うんですよね。
ただ美容業界ってこの辺がなんだか遅れていて。
そもそもボーナスという概念などない時代に美容師になった僕達世代。
精神論こそが全てであり、年収200万円台でやりがいを叫んでいた世代です(白目)
かねてより【美容業界の遅れ】を問題視していた我が社長(多分20年くらい前から言っていたと思います)
実際僕が美容師なりたての時は、
毎日朝練して、営業後深夜まで練習。
週一の休日は自腹でセミナーへ。
社会保険なし、ボーナスなし、手取り14万。
1ミリも盛ってないし、多分同じ世代の方はうんうんと頷いているはずです(笑)
ただそれでも、毎日「美容師最高」と念仏のように唱え続けていた若き自分。
そんな一般社会との格差を埋めるべく、社長はメスを入れ続けてきました。
すぐには難しかったですが、今ではこうして毎年ボーナスが出る所まで到達。
今なら社長が「俺がやりたい事は時間がかかる」とよく言っていた意味がよくわかりますね。
すぐには無理ですよ。
誰も踏み入れた事のない遠い所に行く為には、大きな舟(会社)と沢山のクルー(スタッフ)が必要ですね。
我が社も創立20周年を目前に、中々大きな船と沢山のスタッフが揃ってきたので。
最近では平均年収を超えるスタッフも続々と誕生しています。かつて200万円台美容師が(嬉涙)
次なるステップは【人を育てて出店】のサイクルをゆっくりでもいいので確実に稼働させる事ですね。
そしてまだ見ぬ完全なる一般企業化へ。
定年で退職金でるようになったら最高ですね。
まだこの辺の美容室で実現できてるところ見た事ないので(だいたい一代で閉業する為)
ただこのままいけば必ず実現できるかと。
僕もまだまだ精進したいと思います。
自分自身役員となった今、経営に片足突っ込んでみて分かった事が一つ。
「経営って奥深ぇ〜」
想像以上にメンタル削られますね。
僕レベルですら、ずっとお店の事考えてるので。
利益も出して、ボーナスも出した上で内部留保を増やすとか、もう神の所業ですよ。
世の経営者の方々を心からリスペクトしますね。
まあ長々と話して参りましたが、とりあえず言いたい事は。
「社長!ボーナスありがとうございます!」
これに尽きますね〜。
(あ、ちなみに僕と社長は役員報酬なのでもらってませんが。社員が喜んでいればオールOKの境地に辿り着きました)
この調子で2月の決算はもっともらえるようにスタッフ一丸となり頑張りましょう〜。