8月5日。
これも全てお客様あっての事であり、深く感謝申し上げます。
あの、文章にしてしまうと1行で終わってしまう「感謝」という言葉ですが・・・
マジで心の奥底から本当に感謝しています!
伝わりますか?この熱い想い。
超絶感謝です。
いや〜、1年って本当に早いですね。
歳とったのも相まって、より時間の流れが加速してますよ。
現在僕はSOCCAという美容室の全てを任されておりまして。
1年前、内装から店名、スタッフの雇用まで本当に全てを一任して頂き始まったSOCCA。
自分で言うのもなんですが、プレイヤーとしては中々いい具合に熟していたので、ちょっとばかり自信があったりして。
ただ、経営に関してはガッチガチの緑バナナのように青々とした未熟者でした。
メンタル激強の僕ですら、オープンしてしばらくは毎日毎日売上とのにらめっこでした。
暇な日とかもう頭おかしくなってましたよね。
それでもなんとかコツコツやってきて、昨年末にはスタッフも5人に増え、思い描いていた理想のお店がほぼ完成。
もう一言で言うなら「運がよかった」こう思うわけです。
何もかもが順調だった僕の元に思いがけない事件が。
忘れもしない1月26日。
僕の心が崩壊するある事件が起こる。
今だから言えるのですが、この日なんと。
お店の売上が0円だったんですよね。
0円です。お客様来店0名です。
いや〜、マジで◯のうかと思いましたよね。
多分調子乗ってたんです。バチが当たったのかと。
3日前あたりは「あ〜予約0だわ〜」くらいに思っていたのですが。
2日前、1日前、そして当日・・・予約0。
それでも閉店までに1件は入るだろうとひたすらに待ち続けましたが電話が鳴ることはありませんでした。
もう自分の不甲斐なさにマジで精神崩壊でしたね。
美容師になって店売上0とか初めてでした。
自分で売上ぶっ込もうかと思いましたもん。
その夜、日報を社長にメールしました。
内容はもう見るも絶えない謝罪メールだったかと。
社長からしたらもはや迷惑メールだったかと思います。
普通なら怒られる場面ですが、社長から帰ってきたメールは意外なものでした。
「大丈夫。この気持ち忘れないで。」とだけ。
なんと。
いや、めちゃ救われましたね。
重い。重すぎる言葉でした。
神かと思いました。
「暇な時間何してたんじゃいボケ!」とか
「ビラでも巻いてこいや!」とか覚悟してましたが。
「大丈夫」と。
多分売上0とか大丈夫な訳ないのですが、なんと言うか経営者の器の大きさを感じましたね。
ただ、この日お出来事は未だ僕の脳裏に強く焼き付いていて。
【お客様が来てくださる事への感謝】がそれまでより、より一層深まったのは言うまでもありません。
美容室だらけのつくばで、うちを選んでくださり、そして僕を選んでくれたお客様。
これって奇跡みたいなものなので。
ありがたい。本当にありがたいです。
社長が言った「この気持ち忘れないで」
多分、形は違えど経営してきた道中で、もっと沢山の辛い想いを経験してきたからこそ言える言葉なのかと。
そして1周年を迎える今日。
てか、まだ1年。
うちの組織としては来年20周年ですからね。
もう僕からしたら意味がわからないですね(笑)
1年でヒーヒー言ってるのに20年て(笑)
そして今尚成長著しい我が社。
スタッフも過去1で増え、次世代のスターが続々と誕生しています。
10年続くのが珍しいと言われる美容業界で20年かぁ〜。
あ、でも僕はなんとなく繁栄の理由がわかってきた気がするんです。
社長をずっとそばで見てて思うのは、なんだかんだやっぱり「人」なんだなぁ〜と。
「人」なくして組織の成長とかありませんから。
そんな会社の一員として今いられることに誇りを持ち、2年目のSOCCAもガンガン成長していきたいと思います。
この場を借りて、お客様には心から感謝申し上げます。
今後ともSOCCA、そして有限会社ジールサロンをどうぞよろしくお願い致します。
2021年8月5日
有限会社ジールサロン
取締役 藤田和彦