産休に入るとしばらく髪を切りに行けない方が大半。
そして、当然オーダーで多くなるのは【手入れが楽な髪型】や【手入れのいらない髪型】であります。
そして、僕がそうオーダーされた時に多く推奨する髪型が【ショートボブ】です。
今回ちょうどうちのスタッフが、リアル産休に入るので実際カットしてみました。
こちらカット前。
【小薬】さんです。【こ ぐ す り】さんです。
珍しい名字です。
まず抑えておきたい、【産後に起こりうるであろう問題点】を知りながら、なぜ【ショートボブ】なのかを説明していきたいと思います。
産後は【とにかく時間がない】
頭を洗う時間はおろか、髪を乾かすなどもってのほかです。
旦那さんが仕事でいない時間に入浴する事は大変難しく、お風呂の途中で子供が泣いていようものなら裸同然で外に出ることだってあります。
【短時間で洗えるし乾かせる】
これがショートにする最大の理由です。
そして忘れてはいけないキーワード【手入れが楽】
ショートにしたら逆に手入れが大変なんじゃ・・・
と思った方もいるかと思います。
しかし、ショートにした際に気になる部分というのは主に【襟足】にあります。
襟足が伸びると、重さがでたり、フォルムが崩れたり、はねたりと【楽】というキーワードにはナンセンス。
ですので思い切って襟足付近を短く切ります。
ガッツリレイヤーを入れました。
このまま繋げて切るとただのショートヘアーになりますので、上から長い毛を被せます。
横から見るとわかりやすいかな？
極端に長くなっているのがわかります。
かぶせるとこんな感じに。
これから襟足が伸びても、上に長い毛がかぶる事ではねるのを解消してくれます。
さらにガッツリレイヤーのおかげで重さを感じるのもかなり先になる事かと思います。
サイド。
いや〜、楽そう〜。
そしてもう一つ。
産後に訪れる試練【産後脱毛】。
顔まわりが抜けやすい傾向にあります。
ですので、前髪はこれでもかってくらい【厚め】に作ります。
念の為です。
備えあれば憂いなしです。
完成です。
かわいい顔してといいました。
切る前と比べると〜。
どうでしょう。
【楽そう】です。
いや、楽なんです。
ご参考になれば幸いです。
もうすぐ産休の小薬です。
また復帰したらよろしくね。
がんばれ！
